書籍_s17020720画像 看護者が行う意思決定支援の技法30  患者の真のニーズ・価値観を引き出すかかわり
著者: 川崎優子
価格: 2,160円
発売日: 2017年02月15日
内容:
★はじめに、感情を共有する−そこから患者の抱える課題や価値観がみえてくる

 治療法に療養場所、症状マネジメントや家族への伝え方〜病とともに生きていくプロセスの中で幾度となく迫られる意思決定。

 看護者として、“患者が納得できる意思決定”を支えるにはどうすればよいのか?

 著者のがん相談支援員としての経験から体系化されたNSSDM(意思決定プロセスを支援する共有型看護相談モデル)に含まれる9つのスキルと30の技法を紹介。

 意思決定支援のガイドとなる1冊!
目次:
はじめに

第1章 意思決定支援とNSSDM
 (意思決定プロセスを支援する共有型看護相談モデル)の基礎知識
 [1] 意思決定プロセスを共有するための基礎知識
   1 (知識1) 意思決定って何だろう
    情報提供の仕方に留意
    問題・状況を把握し,準備性を整える
    価値観の確認
   2 (知識2) 患者の意思決定プロセスを共有する方法
    シェアード・デシジョン・メイキング(SDM)
    オタワ個人意思決定ガイド
   3 (知識3) 看護援助機能を生かした意思決定支援とは
 [2] NSSDMの枠組み
    患者の内部感覚
    看護者の内部感覚
    患者の意思決定に向けて用いる看護療養相談技術
 [3] 意思決定支援を始める前の心構え
   1 意思決定プロセスにおいて支援が必要となる患者を見きわめ,
    患者を取り巻く環境を理解する
   2 患者の意思決定プロセスを共有する
   3 患者の決定を尊重し見守る

  [さらにくわしく]
   1 状況的意思決定と医学的意思決定
   2 意思決定プロセス
   3 意思決定の行動論的フレームワーク
   4 シェアード・デシジョン・メイキング
   5 オタワ個人意思決定支援ガイド
   6 Bennerによる「援助役割」

第2章 意思決定支援における9つのスキルと30の技法
 [1] 9つのスキルと30の技法の使い方
    意思決定支援の3段階
    すべてのスキル・技法を網羅的に用いるのではなく,
     状況に合わせて選択して用いる
  [意思決定支援における9つのスキルと30の技法]
   (スキル1) 感情を共有する
     技法1 感情を浮かび上がらせる
     技法2 表出された感情と向き合う
     技法3 感情を受け止める
     技法4 これまでの療養方法をねぎらう
   (スキル2) 相談内容の焦点化につきあう
     技法5 潜在的に抱えている問題の表面化につきあう
     技法6 共有すべき問題の点検
     技法7 療養状況にまつわる価値観の確認
     技法8 患者の療養生活に対する認識を認め肯定的な評価をかえす
     技法9 誤解している認識を解きほぐす
     技法10 意思決定に猶予を与える

   (スキル3) 身体状況を判断して潜在的な意思決定能力をモニターする
     技法11 セルフケア能力の査定
     技法12 意思決定の阻害につながる身体状況のアセスメント

   (スキル4) 自分らしさを生かした療養方法づくりに向けて準備性を整える
     技法13 患者の基準にあった生活のあり方を導き出す
     技法14 調整を図りながら可能な対処方法を見出す
     技法15 療養生活と向き合うための調整を図る
     技法16 患者自らが療養生活に取り組むための構えづくりにつきあう

   (スキル5) 患者の反応に応じて判断材料を提供する
     技法17 問題解決に必要な情報を確認しながら見定める
     技法18 情報提供するタイミングを図る
     技法19 患者が活用できる情報を提供する
     技法20 客観的指標を一意見として伝える
     技法21 対処の緊急性や重要性を伝える

   (スキル6) 治療・ケアの継続を保障する
     技法22 医療者間の連携を強化する
     技法23 サポートの求め方を伝える
     技法24 患者のペースに合わせて段階的に取り組むことを伝える

   (スキル7) 周囲のサポート体制を強化する
     技法25 サポートのバランスを調整する
     技法26 患者にとっての重要他者を支える

   (スキル8) 情報の理解を支える
     技法27 理解しづらい部分をひも解く
     技法28 医学的な知識を理解しやすいかたちに置き換える

   (スキル9) 患者のニーズに基づいた可能性を見出す
     技法29 患者のニーズを汲み取り限界ではなく可能性を見出す
     技法30 意思決定の方向性を強める


第3章 NSSDMを用いた意思決定支援の実際
 [事例1] 標準治療をかたくなに拒否する場合
 [事例2] 化学療法の治療継続を迷っている場合

付録 価値観ワークショップ
    価値観ワークショップ
    ワーク1 自分の価値観に出会う
    ワーク2 医療者としての価値観に出会う
    ワーク3 患者の価値観に気づく

索引

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