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まえがき──新学習指導要領に対応したTOSS特別支援教育
第1章 学習場面での障害に応じた指導上の工夫 (1)音読が苦手 (2)漢字を覚えるのが苦手 (3)指示を字義通りに理解する (4)短期記憶が弱い (5)行事に参加できない (6)失敗を認められない (7)知能の遅れがある
第2章 生活場面での障害に応じた指導上の工夫 (1)衝動性が強い (2)キレやすい (3)コミュニケーション力が低い (4)自己肯定感が低い (5)相手がキレる言葉を使う (6)負けを受け入れられない (7)自分の非を認められない (8)曖昧さが許せない (9)ルールを守れない
第3章 障害の状態を適切に把握するから効果的な指導ができる (1)WISCは教師にとって必須条件 (2)WISCの検査結果を国語学習に生かす (3)低学年体育で感覚統合の考え方を生かす (4)視機能検査、視知覚検査で読み書きが苦手な原因を探る (5)入力、出力を意識した指導で困り感が軽減する
第4章 チームとして学校力を高める特別支援コーディネーターの仕事 (1)「研修体制」と「専門組織の設立」は絶対不可欠 (2)〈実物資料〉──ケース会についての共通理解事項 (3)〈実物資料〉──タイムアウトの方法を共有する
第5章 家庭との連携を図り、子どもに力をつける (1)診断が下りるということは、その子を守るということ (2)子どもを大きく左右する保護者との対応 (3)家庭学習も向山型だからうまくいく (4)保護者、クレーム対応の基礎基本 (5)良くなった状態で話をする──キーワードは、「学力」と「チャンス」
第6章 中学校区でコーディネーターの会を組織する (1)学校の実践を中学校区に研修をする (2)保幼小中の連携で学区を変える
第7章 幼児期からの教育で小一プロブレムをなくす (1)小一プロブレムの原因・対応策 (2)子どもの発達というものさしで考える (3)小学校に入って問題行動を起こす子の行動と原因 (4)愛着障害への対応は難しい
あとがき
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