書籍_s18061401画像 こころ学シリーズ  「精神障害」とはなんだろう?
「てんかん」からそのルーツをたずねて
著者: 石川憲彦
価格: 3,240円
発売日: 2018年06月05日
内容:
「病」とは何か。

ひとは、いつ「意識」を「こころ」を「ことば」をもったのか?

古代文明の医術文書に残る「てんかん」の歴史を辿りながら、「精神障害」のルーツをたずねる全8巻シリーズの鬼。

まず、基礎編

うつ、発達障害、コミュ障‥‥‥、言葉だけが一人歩きする現代社会。診断・治療が「困難さ」の解決に結びついていかない。

当事者と家族、医療関係者や教職員そしてカウンセラーといった方たちに向けた入門編。
目次:
プロローグ
●本当に私は病気ですか?
なおるんですか?
精神医学の教科書で
「障害」の意味
なにが「病気」ですか?
日本での「ディスオーダー」
精神世界へのある独特の「畏おそれ」
児童精神科バブルへ
本書の読み方

I 「てんかん」はどこからきて・どうして病気になったのか?
●人は「てんかん」をどうみてきたのか?
精神障害だと信じられていた「てんかん」内科の病気となって
現代のてんかんの定義
●こころは身体の一部か?
「脳=こころ」への抵抗感
恐れと畏れ
「てんかん」という名の由来
古代中国での癲の病理
古代ギリシャ医学では「神聖病」と呼ばれ
てんかんを肯定的にみる伝統
謎を解くヒントは「気」
「気」とはなにか?
てんかんが精神医学で扱われた理由
「気」と「意識」のちがい
寄り道──右脳はなにをしているのか?
「精神病」が誕生するまで
統合失調症の幻聴とは
神々の声から自分の声へ
てんかんと同じ道を歩む精神障害

II 医学は呪術を超えたか?
●迷信から科学へ
「病気」という概念がなかった時代
神と呪術から医学へ
紀元前からあった「ハンセン病」
ハンセン病と診断された背景
ハンセン病と結核の歴史から
テムキンの記した「迷信と医学との戦い」
●科学が敵を変えていった
「風邪」は病気なのか?
自意識と抗生物質
CMはあらたな「神の声」
細菌・ウイルス・バイ菌
馴れ合いの病気観を覆したペスト・コレラ
強毒菌と弱毒菌
抗生物質と腸内フローラ
神罰と大量虐殺
さらに怖い抗ウイルス剤
「バイ菌は敵」という自然観
仮想の敵を作りつづける人間

III 治療──なおる、治す、直りたい
●身体の病気としての「てんかん」
「てんかんの定義」再び
意識消失は多くの症状の中の一つ
子どもに「てんかん」を伝えるとき
外科的治療から遺伝子操作へ
●テクノロジーがもたらしたもの
病気観の変化
脳波の発見
神経学の視点
脳や神経の基本的なこと
情報のコントロール
脳の場所ごとの機能
脳の中の電波妨害
神経医学からみた脳
電気的興奮とてんかん
●「てんかん」の内科的治療と無意識の抵抗
誰もが「治療が必要だ」と感じる状態
てんかんの薬
新薬の効果と薬の変化
薬の評価と副作用
薬の使い方
発作の考え方
私が投薬するのは、三つの場合
客観的判断は難しい薬の必要性
てんかんが生命を左右するとき
特殊な状況の場合の投薬
「なぜ薬を飲まなければならないのか」という疑問
てんかん者は自由になったか
●「意識」とてんかん治療
私の内と外はどう区別する?
意識水準と意識内容
「情報を選択する」ということ
レム睡眠の発見
神経伝達物質の出現
「無意識」に残された課題
●それでも抵抗が生まれる理由
感覚的抵抗
病識の不確実性
治療の不透明性
治療の有害性
偏見や差別の問題
楽観的に医学を賛美できない理由

エピローグ
●言葉の変化と精神世界
二〇歳の旅の経験から
「病気」と診断するとき
一人一人のおかれた状況3
前医と当院の診断の差
治療仮説の重要性
数値化できること・できないこと
仮説が成立するとすれば
日本語を手放してしまったとき
本書の復習1 武器となる言葉
本書の復習2 家族と群れ
本書の復習3 人間の敵は人間
本書の復習4 言語の転換期
本書の復習5 私の治療の基礎
本書の復習6 AIと私たちの生きていく「場」

謝辞
参考文献

買い物かごの中身
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